セリエA

C・ロナウド、驚きの私生活。自宅に招待された元同僚エブラが賞賛

 ロシアW杯のグループB第1戦でスペイン代表相手にハットトリックを記録したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。長きに渡って世界最高レベルを維持し続けられる秘訣を元同僚のDFパトリス・エブラが英テレビ局『ITV』で明かした。

 マンチェスター・ユナイテッドでチームメイトであった両者。エブラはC・ロナウドの自宅を訪問した際、その徹底した自己管理を目の当たりにして驚きを隠せなかったようだ。

 「私は誰もにアドバイスすることが出来る。もしあなたがクリスティアーノの自宅に招待されたなら…NOと言うべきだ(笑)。彼は言ったんだ『パトリス、トレーニングの後に来て欲しい』って。そして、本当に疲れた状態で自宅へ向かったら、テーブルのお皿にはサラダと鶏のささみしかなかった。私はとりあえずオッケーと言い、ジュースもなく、水のみで食べ始めてみた。そのあとは何も出てこなかったね(笑)」

 「食事を終えると、彼はボールを持っていくつかのスキルを見せてきた。『2タッチでプレーしよう』と言ったんだ。僕は『いや、2タッチでプレーしない』と答えたよ」

 「その後、彼は『プールに行って泳ぐ』と言った。私は遠慮した…(笑)。ジャグジー、サウナに行ってその日は終了した。私は思わず聞いたよ。『クリスティアーノ、なぜ私たちはここにいるんだい?明日の試合のため?昼食のため?』ってね(笑)」

 「だから、誰にでも勧めているのだけど、もしクリスティアーノがあなたを家に招待したら行かないでください。彼はマシンのようだ。トレーニングをやめたくないからね」

 また、エブラは別の機会にC・ロナウドの脅威的な負けず嫌いも目にしたようだ。

 「(元同僚DFリオ・ファーディナンドと)彼らは卓球をプレーしていたとき、リオは彼を打ち負かしていた。私たちは叫びながら盛り上がっていたんだけど、ロナウドはとても怒っていたんだ。そのあと、彼は卓球台を購入して、自宅で2週間練習を積んだらしい。彼は再度リオに挑戦して、リオを打ち負かしていたよ」

 「クリスティアーノ・ロナウドがなぜ世界最高の選手なのか、なぜワールドカップに勝つことを望んでいるのか、私は何も驚いていない。だって、彼は怒っていた人だから」