大会:ロシアワールドカップ
カード:チュニジア対イングランド
対象チーム:イングランド
スコア:1-2
担当者:ペペ土屋( @PPDOLPHINS )
※最高点を10、最低点を1として採点。標準的な活躍を6とする。
※出場時間が短い選手は採点なし。
ジョーダン・ピックフォード
採点:6.0
セーブはなし。特に危険なシーンもなく、唯一の失点となったPKのシーンもキックを読んでいた。しかしキックミスをする場面もあり、もう少し攻撃面での貢献度を高めたいところ。
カイル・ウォーカー
採点:6.0
少しアンラッキーと言えるような形でPKを献上し、もう少しで勝ち点を落とす原因を作るところだった。しかしそれ以外の場面では、フィジカル能力の高さを活かしたカバーリングや攻撃参加で右サイドに安定感をもたらした。
ジョン・ストーンズ
採点:6.0
足下の技術の高さをベースに組み立ての場面で存在感を放ち、持ち前の高さでセットプレーではターゲットに。前半に迎えたビッグチャンスを決めていればこれほど苦労することはなかったはずだ。
ハリー・マグワイア
採点:7.0
左サイドでボールを運んで攻撃に厚みをもたらし、決勝点の場面ではハリー・ケインのゴールをアシスト。主にセットプレーではファーサイドに陣取って、折り返してチャンスを作った。
キーラン・トリッピアー
採点:6.5
フリーキックの多かったこの試合で、プレスキッカーとして十分な活躍。右サイドを深くまでえぐり、後半にはペナルティエリア内へ頻繁に顔を出した。守備面でも上下動を怠らず、安定したパフォーマンスを披露した。
ジェシー・リンガード
採点:5.5
試合序盤にオフサイドとなったプレーでチャンスを作ったり、自らゴールチャンスを迎えるなど前線のキーマンのひとりだったが、披露からか徐々存在感が薄まり、後半には効果的な働きができなくなった。
ジョーダン・ヘンダーソン
採点:6.0
中盤の底で前がかりになるチームを引き締め、カウンターのリスクマネージメントも担当した。長いパスでチュニジアディフェンスを左右に動かし、前線のタレントを活かせるスペースを創り出そうとした。
デレ・アリ
採点:5.5
試合の序盤こそ存在感のあるプレーを見せたが、リンガードと同じように試合が進むにつれてボールに絡む機会が少なくなり、狭いスペースでのプレーで違いを生み出すことができなかった。
アシュリー・ヤング
採点:5.5
右サイドからのクロスが多かったこともあるが、彼自身チャンスを創り出すことが少なく、攻撃面で効果的ではなかった。自ら進んで蹴ったゴール前でのフリーキックも可能性を感じさせず、チャンスをものにできなかった。
ハリー・ケイン
採点:7.5
流れの中でのプレーには少し苦戦していたが、イングランドのキャプテンは試合の最初と最後に決定的な仕事をやってのけた。エースとして常にチュニジアディフェンスを危険にさらし、頭でも脚でもゴールに迫り続けた。
ラヒーム・スターリング
採点:5.0
昨シーズンのリーグ戦でもそうだったように、ファイナルサードでの精度が問題。ここが上がってくればイングランドの攻撃は数倍威力を増すはずだ。ハリー・ケインの仕事をもっと楽にしなければいけない。
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