アジア ワールドカップ

2022年カタールW杯、48チーム開催へ。10日に最終決断

 

 国際サッカー連盟(FIFA)が2022年カタールワールドカップで48チームによる開催を行うか10日に正式な回答を出すようだ。4日、スペイン紙『マルカ』が報じた。

 現在のW杯には32チームが出場しているが、すでに2026年W杯からは48チームが出場することが決定している。しかし、南米サッカー連盟(CONMEBOL)はこのプランを前倒しして2022年W杯からの導入を要求したことから次回の2022年カタールW杯でも48チームで行うか議論が続けられてきた。

 同紙によるとFIFAはサウジアラビア、バーレーン、アラブ首長国連邦、エジプトとの近隣諸国との外交問題を踏まえて、2022年に予定されている48ワールドカップの共同開催のためにイランが候補として挙がっているようだ。

 また、これに対してFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は「CONMEBOLから強い申請を受け競技してきたが、最後はカタールの同意がなければ…」とコメントしている。

 この変更は日本にも影響する。現行のアジア出場枠4.5枠から、2026年W杯には8.5枠になることが決定している。仮に2022年W杯から48チームが出場できるようになれば、アジアからは最大9チームが出場することが可能となるが、果たしてどのような決断が下されるのだろうか。