セリエA インテル

インテルのエース・イカルディの代理人である妻、爆弾発言で移籍を示唆

 インテルに所属するアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディの代理人も務めている、同選手の奥さんであるワンダ・ナラさんが移籍をほのめかすような発言をした。24日に『ラジオ・メトロ』が伝えている。

 2013年にサンプドリアからインテルへと移籍したイカルディは、同クラブの攻撃陣を牽引するだけでなく、キャプテンとしてもチームを率いている。同選手は今季はセリエA34試合で29ゴールと高い得点能力を発揮しただけでなく、得点王も獲得した。

 そんなイカルディはここ最近、夏が来るたびに移籍の可能性が取り沙汰されている。ただ、同選手は先日行われたセリエA最終節の対ラツィオ戦後に、来季のチャンピオンズリーグ出場権を得られたこともあって残留をほのめかす発言をしていた。しかしここに来て、イカルディに最も近い存在から不穏な情報が流れてきた。

 それは、妻であり代理人を務めるワンダ・ナラさんが次のように、複数のクラブがイカルディの契約解除金を支払う準備ができているという発言である。

「彼の契約解除金を支払う準備ができているビッグクラブがいくつかあるの。最近のサッカー界を考えると、マウロ(・イカルディ)のような選手にあのような金額を提示されてもおかしくないわ。契約解除金は1億1000万ユーロ(約142億円)よ」

 来月からロシアで開催されるワールドカップに臨む23人には選出されなかった同選手の夏の動向に注目が集まる。