セリエA プレミアリーグ

ミラン幹部、今夏にマンUの長身MFのフリー獲得画策を明言

 ミランのマッシミリアーノ・ミラベッリSD(スポーツディレクター)はマンチェスター・ユナイテッドのベルギー代表MFマルアン・フェライニの獲得に動いていることを認めているようだ。21日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がこれを伝えている。

 今夏でクラブとの契約が満了を迎えるフェライニの去就を巡っては、ユナイテッドが新契約を提示しているものの依然として契約延長には至っておらず、本人が出場機会を求めて今夏にクラブを変える可能性が取りざたされている。また移籍先にはパリ・サンジェルマン、リバプール、ベシクタシュの名前が挙がっている模様。

 その中ミランのミラベッリSDは日本時間20日深夜に行われたセリエ最終節・フィオレンティーナ戦後にメディアインタビューに応じ「(我々にとって)フェライニは重要な選手になる可能性がある。彼がユナイテッドと契約を更新していないことを知っている、しかし彼の獲得に向けて取引を完了させたと言うには難しい」と語っており、同選手の獲得へ具体的な動きを見せていることを明かにしている。

 ミランはフィオレンティーナ戦で5-1と圧勝し、ヨーロッパリーグ(EL)本戦出場圏内の6位でシーズンを終えている。リーグ戦と欧州カップ戦を両立させるべくこの夏も複数の新戦力獲得を行う可能性が高いと考えられるが、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)抵触の恐れもあることからフェライニをはじめとするフリーでの獲得も視野に入れているのかもしれない。