ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

今夏アトレティコ退団のトーレス、最終戦で2ゴール挙げるもドローに

 アトレティコ・マドリードの元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスは日本時間20日深夜にアトレティコの本拠地・エスタディオ・ワンダ・メトロポリターノで行われたラ・リーガ最終節・エイバル戦で2ゴールを挙げた。

 前節のヘタフェ戦に続いて2トップの一角でトーレスを先発起用したアトレティコは1点ビハインドで迎えた42分、FWアンヘル・コレアがロングフィードに反応してエイバルの最終ラインの裏に抜け出し絶好機を迎えると、ともにゴールに向かってペナルティエリア内に走りこんできたトーレスにパスを出し、最後はトーレスが落ち着いて流し込んだ。

 また後半にはフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンとスペイン代表FWジエゴ・コスタが同時投入された直後の60分、替わって入ったばかりのジエゴ・コスタの縦パスにエイバルDF2選手を間から抜け出したトーレスがエイバルGKの出方の逆を突く形でネットを揺らしている。

 試合はその後エイバルのMFルベン・ペーニャのゴールが生まれ、アトレティコは2-2のドローで終えている。勝利で締めくくることはできなかったものの、今夏アトレティコ退団をすでに表明していたトーレスにとって今季最終節は特別な一戦となっただろう。