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PSGの攻撃を牽引するディ・マリア、来季以降の去就は不透明と語る

 パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアは、来季以降もクラブに残留しているかどうかはわからないと話した。2日にフランス『レキップ』が伝えた。

 2015年にマンチェスター・ユナイテッドからPSGへと移籍したディ・マリアは、イングランドで錆びついてしまった才能をフランスの地で再び開花させることに成功し、攻撃を牽引する存在として輝いてきた。ただ、今季はこれまでのシーズンとは違ったスタートとなった。

 その理由は、PSGがバルセロナからブラジル代表FWネイマールを、そしてモナコからフランス代表FWキリアン・ムバッペを獲得したからである。これにより、両ウイングのポジションを新加入の2人に奪われてしまい、シーズン当初はベンチを温める機会が少なくはなかった。また、チャンピオンズリーグのベスト16で古巣対決となったレアル・マドリード戦の1stレグでは、出場すらさせてもらえなかった。

 そんな同選手は以下のように、来季以降もパリに残っているかどうかはわからないと話した。

「来シーズンもPSGでプレーしているかはわからないね…サッカー界はとても異様だから…僕はここで幸せだけれど、クラブは新たに選手を連れてこようとするし、そうなればクラブは誰かを売らなければならないからね」

 来季以降の去就は不透明であることを漏らしたディ・マリア。同選手の去就に今後注目が集まる。