EURO

ドイツ、EURO2024の開催国に正式に立候補

 ドイツサッカー連盟(DFB)は、2024年のUEFA欧州選手権(EURO)の開催に名乗りを上げたようだ。25日にイギリス『BBC』が報じた。

 4年に1度、UEFAに加盟する国により争われる欧州選手権(EURO)。前回の2016年大会はフランスで開催され、ポルトガルが延長戦の末に開催国フランスを下して見事初優勝に輝いた。次回の2020年大会は、UEFA創設60周年を記念して欧州13カ国による分散開催となることが決定している。

 2024年大会からは従来通りの単独開催へと再び戻ることも決定している。そんな中、ドイツはその開催国としていち早く名乗りを上げたようだ。DFBの入札アンバサダーを務める、バイエルン・ミュンヘンやドイツ代表で活躍したフィリップ・ラーム氏は「我々はEURO2024で素晴らしい熱意を再び感じ、そして新たな団結の精神を築き上げることを表明する」とアピールした。

 一方で、今週にもトルコがEURO2024の開催国として正式に名乗りをあげるようだ。デンマーク・ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの4ヶ国共催も考えられているようだが、正式な入札は行われておらず、実質ドイツとトルコの2ヶ国で開催権を争うのではないかと見られている。トルコは今まで1度もメジャーな国際大会を開催したことがなく、2020年のオリンピックの誘致も失敗に終わったことから、かなり意気込んでいるという。

 果たして、6年後のEUROはどちらが開催国になるのだろうか。今後も注目が集まる。