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PSG、ブラジル代表GK争奪戦に名乗り。補強担当者がローマに視察

 パリ・サンジェルマン(PSG)はどうやらローマのブラジル代表GKアリソンの今夏獲得へ動きを見せているようだ。8日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。

 アリソンは2016年夏ローマに加入すると、1年目は主にヨーロッパリーグ(EL)で多くの出場機会を得ており、ポーランド代表GKボイチェフ・シュチェスニーがユベントスへ移籍した今季は正守護神の座につくと、ここまで公式戦40試合に出場し17試合でクリーンシートを達成している。

 この2021年まで契約期間を残している同選手を巡っては、レアル・マドリードやリバプールをはじめとする多くのビッグクラブが獲得に興味を示していると伝えられており、今季終了後の去就の行方に注目が集まっているが、PSGもこの争奪戦に参戦した模様。同クラブのマクスウェルSD(スポーツディレクター)は2月にローマの本拠地であるスタディオ・オリンピコで行われたセリエA第26節のミラン戦を視察し、アリソンのパフォーマンスをチェックしたと伝えている。

 なおアリソンは以前、レアル・マドリードのようなビッグクラブからの関心に好意を抱いていることを明らかにした上で獲得オファーを断ることは難しいと語っており、今季終了後にクラブを変える可能性を示唆しているようだ。