セリエA インテル

ガットゥーゾ監督、ミラノダービーへ自信深める「ユーベ戦と同じパフォーマンスを」

 ミランのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は日本時間4日深夜に行われるセリエA第27節・インテル戦に向け、好調な両チームの激突になるという見立てをしているようだ。3日、クラブ公式サイトが同指揮官のコメントを伝えている。

 ガットゥーゾ監督は対戦相手の印象について「インテルはここ数週間で大きな変化を見せている。彼らは(2月下旬以降の公式戦4試合で)10ゴールを挙げている上にクリーンシートを達成している。状態は良いし、複数の選手がベストコンディションで臨むだろう」と語っており、ここ最近チーム全体の調子が上向いているインテルに対する警戒感をあらわにしている。

 またミランのチーム状態について「インテルと同様、調子は良い。(前節は)ユベントス相手によく戦っていたし、ダービーでも同じレベルのパフォーマンスを披露してほしいと思っている」とコメント。3月以降の公式戦では2勝3敗と少し勝ち星のペースを落としているものの、ユベントス戦での出来を高評価しているものとみられる。

 さらに同監督は今回のミラノダービーについて「数シーズンの時を経て、このミラノダービーは再び大きな意味を持つ一戦となっている」と言及しており、来季欧州カップ戦出場権をかけて絶対に勝利しなければならない試合であることを強調している。

 ミランは9試合を残して勝ち点50の6位につけており、4位インテルとの勝ち点差は8であることを踏まえると、ガットゥーゾ監督が語るように勝ち点3を獲得すると来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得へ大きく前進することになるだろう。