代表チーム 韓国代表

“仮想スウェーデン”相手に敗れた韓国。北アイルランド戦で見えた5つのポイント

24日に行われた韓国代表対北アイルランド代表。ロシアワールドカップで対戦するスウェーデンを想定して戦った韓国は、1-2で試合に敗れた。今回は、この試合から見えてきた5つのポイントを、フットボールトライブ・コリアの記者たちが解説する。

決定力不足

得点チャンスを逸すれば困難に陥る。韓国がシュート13本だったのに対し北アイルランドは4本のみ。攻撃に関して、韓国の選手たちは正確さを欠いてチャンスを逃した。サッカーは“流れ”がすべてだ。韓国はその“流れ”を失い、北アイルランドは効果的に得点を決めた。

組織されていない守備

北アイルランドの選手たちはフィジカル面で韓国を凌駕していた。背が高く、コンディションもいいフォワードを相手に韓国の選手は苦労していた。韓国の選手はアジアの中では背が高いとされているが、ヨーロッパの国と比べればもちろん違う。W杯で対戦するスウェーデンのようなフィジカル的に優れた相手に、どのように立ち向かうべきか解決策が必要だ。

俊敏性で勝る

北アイルランドの選手は背が高いが、動きが遅かった。パク・チュホとクォン・チャンフンはいい相互関係を見せ、相手にとって素早すぎるスルーパスを巧みにつなぎながら先制点を決めた。スウェーデン戦でも同じようにスペースを理解し、素早さを上手く使うべきだろう。

ソン・フンミンに対するマーク

ソン・フンミンへのマークは厳しいものだった。彼は頻繁に中盤まで下がってマークを回避しようとしていたが、そのせいでキム・シンウクが孤立した。修正するべき問題だ。

監督の選手への信頼

シン・テヨン監督はパク・チュホとイ・ヨンを先発に起用した。パクはブンデスリーガからKリーグに戻ってきたばかりで、イは怪我から復帰したばかりだったため、サポーターはその選択に疑問を抱いていた。それでも二人とも得点に絡む活躍を見せて信頼に応えた。
しかし監督が信頼を寄せているチャン・ヒョンスはまたもミスを犯した。FC東京に所属するディフェンダーはファンからの批判にさらされているにもかかわらず、頻繁に招集されている。そしてジャマイカ戦と同じような形で85分に失点に絡んだ。


韓国はスウェーデンに勝てる?

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