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ガラタサライ残留希望と報道の長友佑都、トルコでのすばやい適応成功を自負

 日本代表DF長友佑都はインテルよりガラタサライへ期限付き移籍をしている。トルコ残留希望が報道された選手だが、やはりイスタンブールでの生活に満足しているようだ。12日、『カルチョ・メルカート』が同クラブ公式雑誌でのインタビューを紹介している。

 長友はチェぜーナ時代も含めると8年間生活したイタリアを離れ、トルコでの”新しい”選手生活を2月から始めている。現在は活躍を続けいつもどおりの笑顔を見せる長友だが、トルコ到着直後までいささかの不安を感じていたようだ。

「ここにつくまで、沢山のことを自問していました。ただ他のリーグに移籍するということだけではなかったですから。新しい文化、言語、新しい人間関係などが僕を待っていました」

「でも今は僕の考えは、はっきりしています。1週間で適応し、今はここを我が家のように感じているくらいです。ファティ・テリム監督のスタッフたち、そしてチームメイトたちは僕を暖かく迎えてくれました」

 長友が長年所属したインテルを離れる決意をしたのは出場機会を求めていたからだ。そして、移籍決定の裏には友人たちのアドバイスもあったという。

「ロベルト・マンチーニ、ウェスレイ・スナイデル、そしてフェリペ・メロとアレックス・テレスとも話しました。僕にとって完璧なチーム、そして美しい街が待っていると皆が言っていましたね」

 長友はトルコ残留を希望していることが報道されている。さらに、インテル側としても同選手の完全な放出を希望しており、ガラタサライも同選手の獲得を望んでいるとの報道もある。そのため、同選手の活躍を来季もトルコでみることになる可能性は極めて大きい。