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FIFA会長、サッカー界の改革に着手か。「11の改革ポイント」提示へ

 FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は28日に行われる総会でサッカー界の「11の改革ポイント」について議論する予定のようだ。フランス『レキップ』が伝えている。

 11の改革ポイントの中には1月の移籍市場に関すること、レンタル移籍に関すること、サラリーキャップ制度に関すること、移籍の仲介料に関することが含まれている。

 1月の移籍市場に関してはプレミアリーグとセリエAの複数クラブが試合に集中できないと長い間不満を述べてきた問題。

 またユベントスやウディネーゼなど多くの選手を関係するクラブにレンタル移籍させて保有するやり方について、インファンティーノ会長はルールが必要だと述べた。

「レンタル移籍させられる人数とクラブに所属できる人数を限定するなど、明確なルールが必要だ」

 アメリカのスポーツリーグで導入されている各クラブの合計給与に上限を設けるサラリーキャップ制度についてもこうコメントしてる。

「給与について気がかりな傾向が見受けられる。行動を起こす理由としては十分だ。私たちはサッカーが創り出す価値を守らなければいけない」

 また近年問題視されている代理人などの仲介人が受け取る移籍の仲介手数料の割合も減らすようだ。