元イングランド代表FWウェイン・ルー二ーは現在エバートンでプレイしている。同クラブに移籍する前は13年間マンチェスター・ユナイテッドに所属していた。同選手がユナイテッドのある元チームメイトたちに関して『マンデーナイトフットボール』で言及している。6日、英紙『デイリー・ミラー』が報じた。
この、”あるチームメイトたち”とは元オランダ代表FWで現在PSVを指揮するルート・ファン・ニステルローイ監督、そしてレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのことだ。ユナイテッドでのチームメイトであった彼らの不仲はあまりにも有名である。
彼らの確執の原因はファン・ニステルローイ監督にあったといわれている。トレーニング中のファン・ニステルローイ監督の不適切発言で喧嘩になりかけたこともあった。そして同監督はC・ロナウドが加入してから3年後にレアル・マドリードへ移籍を果たした。
しかし、なぜ同監督はこのように“けんか腰”だったのだろうか。新しい才能を恐れたからなのであろうか。これに関して、ルー二ーは否定している。
「それはないね。なぜならロナウドは今の実力をもっていなかった」
「多分だけど彼はデビッド・ベッカムやギグスからのボールに慣れていたんだと思う。だからそれらをどのようにエリア内でフィニッシュすればいいか知っていたんだ」
だが新しく加入したC・ロナウドのスタイルとそれは完璧に違うものだった。それに彼はイライラしていたのではないかとルー二ーは語っている。さらには、ファン・ニステルローイの移籍が正解だったと認めるコメントも残した。
「ルートがチームを去るにはちょうどいい時期だったんだ。そして僕やクリスティアーノ、そしてダレン・フレッチャーが生き残り、チームの世代交代は行われた」
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