セリエA ミラン

ミラン黄金期を支えたカカが現役引退表明。輝かしいキャリアを振り返る

リカルド・イゼクソン・ドス・サントス・ライト
ブラジルのガマ生まれ。彼は8歳でサンパウロクラブに入団。2001年に18歳でトップチームで公式戦デビューを果たした。

カカは公式戦デビューからわずか1年後にブラジル代表に選出。2002年日韓W杯にもメンバー入りし優勝を果たした。この大会で複数の欧州ビッククラブから注目を集めた。

2003年にわずか850万ユーロ(約11.2億円)でミランに加入。2007年にはクラブをチャンピオンズリーグ優勝に導き、ミランの伝説となった。同年にバロンドールを受賞している。

2009年にミランからレアル・マドリードへ移籍。6700万ユーロ(約86億円)と記録的な金額となった。度重なる怪我に悩まされたが、リーグタイトル、国王杯のタイトルの獲得に貢献した。

故障続きでトップフォームを失っていたカカ。母国ブラジルワールドカップでの代表復帰を目指し、ミランへの復帰を果たした。

カカのキャリアの最後の3年間は、新たな大陸・米国での挑戦となった。オーランド・シティでカカは高いレベルのプレーとシンプルなライフスタイルの象徴となっていた。

今後のキャリアについて「ジダンのようになりたい。監督に興味があることに気づいた。下部リーグからキャリアをスタートしてみたいと思う」と監督への憧れを口にしている。