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ミラン監督解任のモンテッラ、ガットゥーゾにエール「リーノの成功を祈っている」

 ミラン監督の座を27日に解かれたビンツェンツォ・モンテッラ氏が、同クラブから去る際にコメントを残している。27日、イタリアメディア『スカイスポーツ・イタリア』が報じている。

 モンテッラ氏は2016/2017シーズンにミランの監督に就任。限られた戦力でヨーロッパリーグ出場権を獲得するなど、同クラブに尽力してきた。しかし、今シーズンは今夏に大幅な補強を行ったものの、6勝2分6敗の勝ち点20と思うような成績を残せず、監督を解任されている。後任にはクラブOBのジェンナーロ・ガットゥーゾ氏が就任している。

 そんなモンテッラ氏がインタビューに応じ現在の心境を明かした。

「今、何を感じているのかを話すのは難しい。選手たちはついてきてくれた。本当に申し訳ないと思っている。選手たちにはスピリットと新監督について話したよ。彼らはさらに多くのものを得る資格を持っている。難しい局面だが乗り越えてくれると思っている」

 また、イタリア代表チームでチームメイトでもあったガットゥーゾ氏には「リーノが良い仕事をしてくれることを願っている。最も信頼できる人間の1人だ。監督は技術的な面に関しては常に責任がある。私としては、周りからの期待が大きすぎたと思っている」とエールを送っている。