ブンデスリーガ

ドイツサッカー連盟、 VAR責任者を解任。八百長の疑いがあったとして

 ブンデスリーガのヘルムート・クルグVAR審判長が八百長の疑いがあったとして解任された。7日、米『FOXスポーツ』が報じている。

 現在、VARシステムはセリエAやブンデスリーガなどで試験的に導入されている。しかし、問題も多く、ファンは今すぐにでも廃止して欲しいと考えているようだ。

 ドイツで1番人気の高い新聞『ビルド』が、1週間前に行われたボルフスブルク対シャルケ戦でクルーグが2度のPK決定に影響を与え、試合を左右したと主張。「ケルン(VAR判定の中心地)には間違った人物がいると私は信じている」と、アウグスブルクのスポーツディレクター、ステファン・ロイターも反応した。

 クルーグはこれに強く否定したが、事態を重く見たDFB(ドイツサッカー連盟)は7日、同氏をプロジェクトの責任者から解任させた。代わりにルッツ・マイケル・フレーリッヒ氏がVAR審判長に就いている。