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PSGからもオファー。ユーベ破談ローマ加入のチェコ新星が移籍の舞台裏を明かす

 今夏サンプドリアからローマへと移籍したチェコ代表のFWパトリック・シックには、パリ・サンジェルマンからも熱烈なオファーがあったようだ。12日にイタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が報じた。

「もし、(チームの)ネームバリューと経済面を考慮していたら、PSGに“イエス”と言っていただろう」と、シックの代理人を務めるパベル・パスカ氏がローマ移籍について明かした。

 さらにパスカ氏は、サンプドリアの会長についても言及している。

「ローマとはすべての詳細が15分で決定したよ。(マッシモ)フェレーロ会長は、シックの選択を常に尊重していた。ローマが提示したものより高額のオファーがサンプドリアに届いていたにも関わらずだ」

 ユベントスへの移籍が間近に迫っていたシックだが、心臓の問題が発覚し交渉が最終段階で破談。その後、様々なチームが獲得を狙っていたが、最終的には選手自身がローマ移籍を希望していたようだ。