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ムバッペとBBCの相性は? スペイン紙が新星をレアルの大黒柱と比較

 今夏の移籍市場を賑わせている一人、モナコに所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペ。同選手の去就に注目が集まっている。スペイン『マルカ』は28日、ムバッペのプレースタイルを踏まえて、BBC(ガレス・ベイル、カリム・ベンゼマ、クリスティアーノ・ロナウド)と比較している。

 ムバッペの短いキャリアの中で経験したポジションはたった2つである。センターフォワードとウイングだ。同選手は始めフィジカル面からウイングでプレーする機会があったが、昨シーズンのモナコの布陣において、ジャルディム監督はもっとゴールに近い位置でプレーさせるためにファルカオと共にCFに配置した。その結果、大ブレイクを果たしている。

 プレーエリアがクリスティアーノ・ロナウドとほぼ同じであることを踏まえると、ジダン監督が彼らのポジションをうまく入れ替えながら戦えることはこの上ない選択肢だとみられている。

 続いて、レアル・マドリードのセンターフォワードにはベンゼマがいる。比較すると言語の面を含めてほとんど違いがない。ムバッペとベンゼマがともにプレーすれば、意思疎通を容易に図ることから、プラスの影響が与えられると予想されている。

 最後にガレス・ベイルに関してはどうだろうか。ムバッペとベイルの共通点は特にスピードだ。近年ベイルが負傷離脱することが多いことを考えると、ムバッペは重要な代役を担うことができると考えられている。『マルカ』によれば、BBCどの選手と比較してもムバッペはマドリードにとって重要な戦力として考えることができそうだ。