ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

レバンドフスキのレアル移籍が基本合意に達する。残す課題はバイエルンの説得

 バイエルン・ミュンヘンに所属するポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの来夏でのレアル・マドリード移籍が基本合意に達したようだ。19日にスペイン『ムンド・デポルティーボ』が報じた。

 今季前半戦、稀に見る攻撃陣の“沈黙”により勝ち点を取りこぼすことが少なくはなかったレアル・マドリード。その結果、現在獲得が期待できるタイトルは前人未到の3連覇を目指すチャンピオンズリーグのみとなっており、同クラブのフロレンティーノ・ペレス会長は来夏の移籍市場で巨額の資金を投じて攻撃陣の補強に出るとみられている。

 様々なターゲットの名前が飛び交う中、マドリードはブンデスリーガで毎年得点を量産しており、世界一のストライカーの1人として評されているレバンドフスキの獲得に向けて大きく前進したようだ。同選手の代理人を務めるピニ・ザハーニ氏はマドリードと今年の夏での移籍に関して基本合意に達したという。

 ただ、レバンドフスキがバイエルンと2021年6月までの契約にサインしている事が大きな問題となっているようで、これからなんとかしてバイエルンを納得させるつもりのようだ。この夏、同選手がかねてより“夢”と語っていた移籍が実現する可能性が高まっている。