サガン鳥栖所属のブラジル人FWマルセロ・ヒアンは、クラブのJ2降格もあり、去就不透明である模様。一部でFC東京移籍の可能性が取りざたされる中、海外でも同選手の今後に注目が集まっているようだ。
ブラジルメディア『Futebol Bahiano』は12月10日に「元ECバイーア所属選手のヒアンが、23歳以下のJ1リーグ得点王に」という見出しのもと、同選手の去就を特集。リーグ戦30試合の出場で14ゴール2アシストという成績を紹介した上で、こう綴っている。
「ヒアンの将来はまだ分からないが、休暇目的で今週中にもブラジルへ帰国する。すでに中東や日本のクラブが移籍先候補に挙がっており、2025シーズンは別のクラブでプレーするとみられる」
また選手本人は同メディアのインタビューで「チームとしては望ましくない結果に終わったが、個人的にはとても満足している。すでに来シーズンにむけて準備しているし、毎年自分自身の目標を達成できると思っているよ」とコメント。2桁ゴールという個人成績を前向きに捉えているという。
ヒアンの去就を巡っては、UAEメディア『UAEキック』が2024年8月8日に「UAE1部シャールジャFCがヒアンの獲得交渉を進めている」と報道。UAEリーグの定住者枠として選手登録する可能性も伝えたが、実現には至っていない。横浜FC在籍時の2023シーズン、J1リーグで3ゴールという成績に終わっていたところから一気にブレイクしただけに、争奪戦に発展する可能性も考えられる。
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