セルティック所属MF旗手怜央は、9月14日に行われたスコットランド1部リーグ第5節のハーツ戦で、FW前田大然、FW古橋亨梧とともにスタメン出場。低調なパフォーマンスだっただけに、現地ではFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選の日本代表に招集されたことや、中国戦とバーレーン戦で出番が無かったことの影響が指摘されている。
森保ジャパンは最終予選の初戦で中国を7-0で下すと、敵地開催のバーレーン戦でも5-0と圧勝。MF久保建英(レアル・ソシエダ)やMF守田英正(スポルティングCP)ら主力ミッドフィルダーの活躍が光った一方、旗手は2試合でいずれもベンチ外と悔しい結果に終わった。
セルティックの専門サイト『セルティックスター』は16日、ハーツ戦でのパフォーマンスを受けて「旗手はやや調子が悪い。18日のUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節ではベンチスタートにした方が良いかもしれない」と主張。理由として「ハーツ戦に関しては、日本代表招集による長距離移動が影響した可能性もある。前田もやや疲れているように見えた」と、代表招集の影響を指摘した。
この論調を受けて、現地では「旗手は代表ウィーク期間中もグラスゴーにとどまってほしかった」「日本代表戦でプレーすることなく、調子を落としたことが残念だ」といった声が。中には「日本代表の監督は、旗手を使うべきだった」「2試合とも起用しないのならば、森保監督は旗手を招集すべきではなかった」「森保監督のせいで調子を落としたのでは?」などと、森保一監督に対する厳しい意見も見受けられている。
18日の今季CL初戦でスロバキア1部SKスロヴァン・ブラチスラヴァと激突するセルティック。ブレンダン・ロジャーズ監督から高い評価を受けている旗手だが、代表戦の長距離移動による疲労蓄積を踏まえて、スタメンから外される可能性もありそうだ。
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