清水エスパルスユース所属のU17日本代表MF西原源樹は、今月24日開催の明治安田J1リーグ第6節ブラウブリッツ秋田戦で途中出場。好パフォーマンスを発揮しただけに、ネット上ではMF三笘薫(ブライトン)との比較や、海外移籍を予想する声が挙がっている。
身長180cmのアタッカーである西原は、中学から清水の下部組織でプレー。下部組織で頭角を現し、先月22日にJリーグのトップチーム公式戦に出場可能なユース選手(2種)として登録されると、25日のJ2開幕節ロアッソ熊本戦で途中出場。クラブ最年少である17歳2か月9日でのプロデビューで話題を呼んでいた。
秋田戦でも後半24分からピッチに立った西原。持ち前のドリブルでサイドから中央へ切り込んだほか、ロングカウンターから決定機を演出。ゴールこそ奪えなかったものの、シュートも2本放つなど攻撃面で存在感を発揮している。
X(旧ツイッター)上では、インターネット動画配信サービス『DAZN』の中継映像をもとに作成された西原のプレー動画が拡散。「17歳で完成度のかなり高いドリブル」「西原くんがゴールを決めるのは時間の問題」「彼が入ることでスタジアムの空気が変わるのがすごい」と、同選手に対する称賛の声が。「三笘選手のような絶妙なキレ味」と、日本サッカー界屈指のドリブラーと比較されている。
また清水OBで元プロサッカー選手の柏瀬暁氏は、「西原選手はボディフェイクと緩急でスルスル抜いていく感じと男前な顔が元ブラジル代表のカカを彷彿とさせる。好きな選手です」と投稿。ドリブラーとしての能力を高く評価している。
一方で「西原くん、エスパルスで活躍する前に海外行きそう」「2年後には海外かな」「鈴木唯人みたいに海外移籍しそう」といったコメントも。DF小杉啓太が今月22日、湘南ベルマーレU18からスウェーデン1部ユールゴーデンIFへ完全移籍しただけに、Jリーグのトップチームへ加入することなく海外挑戦する可能性が予想されている。
神村学園高等部のU17日本代表MF吉永夢希がベルギー1部KRCヘンクへ加入するなど、欧州クラブへ直接移籍するケースが相次いでいる日本サッカー界。西原に海外クラブが関心を寄せているか気になるところだ。
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