リバプール(イングランド1部)が、レアル・ソシエダ(スペイン1部)に所属する日本代表MF久保建英(22)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『レレボ』が伝えた。
2019年夏にFC東京からレアル・マドリード(スペイン1部)へ移籍したものの、EU圏外枠の関係でスペイン複数クラブへのレンタル移籍を経験した久保は昨夏に完全移籍したソシエダで才能が開花。昨季はクラブのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献すると、今季もここまでラ・リーガ18試合で6ゴール3アシストを記録している。
そんな久保に対して、日本代表MF遠藤航も在籍するリバプールは今冬の移籍市場が開く前にコンタクトを取り、状況などについて話したという。ただ、日本代表MFはリバプールからの連絡に感謝ししながらも、今季終了まではソシエダ残留の旨を通達したという。
ただ、リバプールはエジプト代表FWモハメド・サラーとコロンビア代表FWルイス・ディアスの純粋なサイドアタッカーとポリバレントなポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタしかウイングで起用できないことから今夏に攻撃強化を目指す模様。そのなかで、サイドアタッカーに大金を投じる構えであり、今後数カ月で候補に残っている久保の獲得に動くかを判断するようだ。
また、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが在籍するアル・ナスル(サウジアラビア1部)からの年俸2000万ユーロ(約31億9000万円)のオファーを拒否した久保にはナポリ(イタリア1部)やプレミアリーグの他のクラブも視線を注いでいる模様。なお、久保に関してマドリードは移籍金の半分を手にできるほか、設定されている契約解除金の半分である3000万ユーロ(約47億9000万円)で連れ戻すことが可能となっており、最終決定権を持っているようだ。
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