左SBの補強目指すチェルシー、バイエルンDFに興味？レアルと争奪戦

　チェルシーが、バイエルン・ミュンヘンに所属するカナダ代表DFアルフォンソ・デイビス（23）の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えた。

　母国のバンクーバー・ホワイトキャップスでプロキャリアをスタートさせたデイビスは、2018年夏にバイエルン入り。左サイドにコンバートされると、圧倒的なスプリング能力と高い攻撃力を武器に今季もここまでブンデスリーガ15試合で3アシストを記録している。

　そんなデイビスとバイエルンの現行契約は2025年夏までとなっているが、選手側が要求する年俸が障壁となって延長交渉が難航。以前からレアル・マドリード移籍の可能性が盛んに取り沙汰されている。

　そのなかで、イングランド代表DFベン・チルウェルが負傷していることに加えて、スペイン代表DFマルク・ククレジャの調子も上がっていないことから、センターバックを本職としているイングランド代表DFレビー・コルウィルが左サイドバックでプレーしているチェルシーが深い関心を持っているという。

　カナダ代表DFの引き抜きに向けてマドリードとの争奪戦が待ち受けているものの、チェルシーは獲得のチャンスがあると考えているようだ。バイエルン残留の可能性もあるようだが、どのような結末が待っているのだろうか。