セリエA プレミアリーグ

守備強化画策のチェルシー、今季主力定着のビルバオDFにスカウト派遣?

アイトール・パレデス 写真:Getty Images

 チェルシーが、アスレティック・ビルバオに所属するスペイン人DFアイトール・パレデス(23)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『Fichajes』が伝えた。

 フランス代表DFウェズレイ・フォファナとイングランド人DFトレボ・チャロバーが離脱しているチェルシー。今季新加入のフランス代表DFアクセル・ディサシとフランス代表DFブノワ・バディアシルはミスも多いことから、チェルシーは守備に不満を持っているとされており、守備強化に動く可能性が指摘されている。

 そのなかで、チェルシーはパレデスをリストアップしており、すでにスカウトを派遣して注意深くモニタリングしたという。ビルバオとの現行契約が2025年夏までとなっているスペイン人DFの移籍金は2000万ユーロ(約31億5000万円)だという。ただ、ビルバオは今冬にはいかなるオファーを拒否する構えだが、今夏には状況が変化する可能性があるようだ。

 2010年からビルバオの下部組織に在籍しているパレデスは2020年にトップチーム昇格を果たすと、スペイン代表DFイニゴ・マルティネスの退団とスペイン人DFジェライが離脱したことを受けて、今季開幕からレギュラーに定着。ビルドアップ能力の高さや広範囲な守備範囲を武器にここまでラ・リーガ19試合に出場している。