現在セリエAで首位を走るナポリ。そのクラブで主将を務めるスロバキア代表MFマレク・ハムシクが、今後の展望や自身のキャリアをイタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』に語った。15日、同選手のコメントを各メディアが紹介している。
2007年にナポリへと加入したハムシクは、今季で11年目を迎えた。キャプテンとして首位チームを牽引する同選手は、昨年12月のサンプドリア戦でクラブ通算116点目を上げ、ナポリの伝説ディエゴ・マラドーナの持つ115得点の記録を更新。さらにナポリで、480試合を越える出場数を誇っている。
現在のナポリの象徴とも言えるハムシクは、セリエA制覇について熱い思いを抱いているようだ。
「チームの仲間達、(アウレリオ)デ・ラウレンティス会長、サポーター、そして僕の望みは、スクデット(リーグ制覇)獲得だ。それは、サッカーを愛する人の希望でもあるはずだ。我々は素晴らしいプレーを披露しているし、それが優勝に値すると思っている」
また、「ユベントスとミランに誘われたが、全く揺らがなかった」と、過去にイタリアのライバルクラブから興味を持たれていたことについて言及。そして、今後思い描く将来について触れている。
「少しだけ準備ができていないと感じていたし、(ナポリから)出て行きたくないとも思っていた。プロとしても一人の人間としても成熟したし、サッカーでは何が起こるか予想できないとしても、僕のキャリアはここ(ナポリ)で終えるだろう」
今季、マウリツィオ・サッリ監督の下で快進撃を続けるナポリ。ハムシクは、主将としてそのナポリを優勝へと導き、マラドーナに次ぐ伝説的な選手となってクラブに名を残せるだろうか。
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