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スポルティング守田英正が契約延長へ。ブンデス勢関心も年俸1億円で合意か

守田英正 写真:Getty Images

 スポルティングCP所属の日本代表MF守田英正は、今月12日に行われるポルトガル1部リーグベンフィカ戦で復帰する模様。FIFAワールドカップ北中米大会(北中米W杯)アジア2次予選への影響は少ないとみられる中、契約延長の可能性も報じられている。

 守田は今月2日のポルトガル国内カップ戦を前に負傷すると、9日開催のUEFAヨーロッパリーグ・ラクフ戦まで3試合続けて欠場。10日時点で全体練習に合流しておらず、ベンフィカ戦欠場や日本代表辞退の可能性もささやかれていたが、ルベン・アモリム監督はベンフィカ戦でのメンバー入りを明言している。

 そのベンフィカ戦を前にポルトガル紙『ア・ボーラ』は「守田は試合を重ねるごとにパフォーマンスを向上させている。誰もが認める主力選手だ」と絶賛。その上で「スポルティングCP加入、および2026年6月の契約締結から1年あまり経過した今、契約延長はまもなく現実のものとなる。年俸アップにくわえて、契約期間も1,2年延長される」と伝えている。

 またベンフィカ戦での復帰となった背景については「アモリム監督は、ラクフ戦における限定的な起用でリスクを冒すべきではないと考えていた」と分析。守田が万全に近い状態でベンフィカ戦に臨むことを望んでいたという。

 なお『ア・ボーラ』は今年9月、契約延長の内容について「年俸を40万ユーロ(約6200万円)から60万ユーロ(約9500万円)へ引き上げ、契約解除金も4500万ユーロ(約71億円)から6000万ユーロ(約95億円)にアップ」とリポート。

 ポルトガル紙『レコルド』は先月、元日本代表MF長谷部誠を擁するアイントラハト・フランクフルトからの関心を伝えた上で、「フランクフルトはすでに2度スポルティングの公式戦にスカウトを派遣している。「守田にはフランクフルトのみならず、マインツも興味を示しているが、マインツが金銭面でフランクフルトを上回るかどうか疑わしい」と報じていた。