
元ヴィッセル神戸所属選手のDF小林友希は、セルティックでプレー。横浜F・マリノス戦で大量失点に絡んだこともあり、スコットランド1部他クラブへレンタル移籍やJリーグ復帰の可能性が報じられている。
小林は昨年11月にセルティックへの完全移籍が決定。アンジェ・ポステコグルー前監督のもと公式戦7試合の出場で2022/23シーズンを終えると、横浜FMとの親善試合では前半から失点に関与したほか、後半途中に負傷退場。英メディアから厳しい評価を受けている。
するとセルティックの専門サイト『セルティック・スター』は、「小林はセルティック加入から10試合も出場していないが、すでに失敗作と判断された」とリポート。ただ一方で「彼のクオリティに疑問を抱くのは当然だが、こんなに早く構想外という判断が下されるのだろか?」と疑問を投げかけている。その上で同メディアは小林の移籍先候補について以下のように綴った。
「最も賢明なアイデアは、スコットランド1部他クラブへのレンタル移籍だ。スコットランドでのプレーは彼にとって大きな利益となるだろう。ブレンダン・ロジャース監督も、よりフィジカル面での要求レベルが高いスコットランドリーグで小林が自分のサッカーをプレーするのに適しているかどうか判断することができる」
「小林はセルティックと5年契約を結んでいる。現時点で彼の獲得に興味を示すクラブが存在する可能性は低いため、解決策を探すのに時間を要するだろう。単にレンタル移籍で日本へ送り返されるだけでは何も伝わらないので、Jリーグ復帰の場合は完全移籍となるのが理想だ。ただスコットランド他クラブへのレンタル契約は、日本へ送り返すよりも有益だ」
セルティックのセンターバック陣では、主力選手であるDFキャメロン・カーター=ヴィッカースが負傷離脱中。DFカール・スターフェルトがコンスタントにプレーする中、DFスティーブン・ウェルシュは今夏退団が濃厚とみられている。
また英メディア『フットボール・スコットランド』の報道によると、セルティックはポーランド1部レギア・ワルシャワ所属DFマイク・ナブロツキの獲得に近づいているとのこと。移籍金600万ユーロ(約9億4000万円)でのオファーを提示しており、トルコ1部ガラタサライとの争奪戦を制する可能性があるという。
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