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鎌田大地、ミラン移籍で基本合意!年俸はナポリ提示額の1.5倍

鎌田大地 写真:Getty Images

 日本代表MF鎌田大地は、今季限りでのブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルト退団が正式決定。ポルトガル1部ベンフィカやセリエA(イタリア1部)覇者ナポリとの移籍交渉が報じられる中、MF本田圭佑の古巣であるミランと基本合意に達したようだ。

 イタリアメディア『カルチョメルカート』によると、ミランは今年2月から選手サイドとの交渉を複数回にわたり行っていたとのこと。両者は今月13日までに年俸300万ユーロ(約4億5000万円)で合意に達したという。

 また記事内では「鎌田はフレデリック・マッサーラSD(スポーツディレクター)が高く評価され、パオロ・マルディーニTD(テクニカルディレクター)からも気に入られている。財政の観点からも、移籍金ゼロで契約を成立させることに障害はない。鎌田本人もミランでのプレーを望んでいる」と綴られている。

 ただ鎌田がミランに加入する可能性は、今夏レアル・マドリード復帰が噂されるMFブラヒム・ディアスの去就に左右されるという。

 鎌田の去就については、『ビルト』をはじめドイツ国内メディアが「バイエルン・ミュンヘンをのぞき、ドイツ国内クラブへの移籍には応じない」とリポート。ラ・リーガ(スペイン1部)バルセロナやアトレティコ・マドリード、ベンフィカからの関心が報じられる中、今月上旬にナポリ移籍の可能性が浮上。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』は、ナポリは同選手に税抜き年俸200万ユーロ(約3億円)でオファーを提示する可能性があると伝えていた。

 なおミランはセリエAを19度、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)を7度制した強豪。今季はセリエAで来季CL出場圏内の4位ラツィオから勝ち点4差の5位に甘んじる一方、CLではベスト4入り。今月11日に行われた準決勝1stレグでは、インテルに0-2と敗れている。