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元京都・上月壮一郎に金言!シャルケ吉田麻也「ブンデスはタフなので…」

上月壮一郎 写真:Getty Images

 ボルシア・メンヒェングラートバッハ所属DF板倉滉(26)をはじめ多くの日本人選手がブンデスリーガでプレーする中、かつて京都サンガでプレーしていたシャルケ所属MF上月壮一郎(21)は今月24日のRBライプツィヒ戦でトップチーム初ゴールをマーク。現地メディアやサポーターから称賛を浴びる中、チームメイトのカタールW杯日本代表DF吉田麻也(34)が同選手にさらなる向上を促している。

 U23チームでアピールに成功した上月壮一郎は、昨年末にプロ契約を締結。21日のアイントラハト・フランクフルト戦でデビューすると、RBライプツィヒ戦でブンデスリーガで初ゴール。28日のケルン戦でも3試合つづけて右サイドハーフでスタメンに名を連ねるなど、シャルケの救世主として期待を寄せられている。

 吉田麻也はケルン戦後、西部ドイツ新聞のインタビューで「上月壮一郎の力になれることはたくさんあります。でも、彼はまだデビューしたばかりです。ブンデスリーガはとてもタフですし、肉体的にも精神的にも、つねに向上し続けなければなりません」

 「僕はいつも彼のそばにいるわけではありません。彼は自分自身を向上させる必要があります。ヨーロッパで成功するためには、自立することが大事なんです」とコメント。ブンデスリーガで成功を収めるための秘訣を語っている。

 シャルケはケルン戦を0-0で終了。連敗を4でストップさせたとはいえ、依然としてブンデスリーガで最下位に沈んでいる。来月4日には板倉滉との日本人対決を控えているだけに、吉田麻也と上月壮一郎にはより一層の奮起が求められる。