セルティックはカタールW杯日本代表FW前田大然(25)をはじめ複数の日本人選手を獲得。ギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(28)のMLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)アトランタ・ユナイテッド移籍が間近に迫る中、元日本代表MF井手口陽介(26)はJリーグ復帰が濃厚と報じられている。そんな井手口陽介の去就を現地メディアが特集。セルティックがレンタル移籍で放出するに肯定的な見解を示した。
セルティックの専門サイト『リード・セルティック』は、「セルティックには24時間以内にクラブを去ることで本当に恩恵を受ける選手がいる。井手口陽介はセルティックから移籍すれば、レギュラーとしてプレーするチャンスが増えるだろう」と、同選手に対して今冬移籍を推奨。
「この日本人選手への関心はあるだろうが、その取引は、ギオルゴス・ギアクマキスの場合と同じくセルティックにとって正しいものでなければならない」
「だが、彼が移籍ウィンドウ閉鎖前にレンタルであってもセルティックを退団すれば、選手とクラブの両方に利益をもたらす。良いアイデアだろう」と綴っている。
またセルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は、今月28日の記者会見にて「私は出場機会を得られていない選手と会話している。強制的に退団させるということではなく、プレーする機会がどれだけあるかという点で現実的になっているんだ」
「井手口陽介に関しては、出場機会が少なくなればなるほど選択肢も少なくなる年齢である。彼は自分のキャリアにとって何がベストなのか見極めなければならない」とコメント。井手口陽介が構想外であることをほのめかしていた。
同選手の移籍先については、英紙『サン』が昨年12月8日に「複数のJリーグクラブが彼の動向を注視している。ガンバ大阪は井手口陽介にとって3度目となる移籍に前向きであるようだが、名古屋グランパスも興味を示す可能性がある」と報道。
セルティック専門サイト『Celtic Are Here』は今月24日、関係者の話として「井手口陽介は今月にセルティックを離れる可能性が高い。買い取りオプション付きレンタル移籍により、Jリーグへ復帰する」と伝えている。Jリーグ2023シーズンの第1登録期間は3月31日までであるが、どのJリーグクラブが井手口陽介の獲得に動いているのか気になるところだ。
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