セルティックで日本代表FW古橋亨梧（28）とのポジション争いに敗れたギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス（28）は、明治安田生命J1リーグ・浦和レッズへの移籍に近づいていたが破談。MLS（アメリカ・メジャーリーグサッカー）アトランタ・ユナイテッドへの移籍が確実となった。
ギリシャメディア『SDNA』は30日になって「ギアクマキスはアトランタ・ユナイテッドへ移籍する。今後数日以内に公式発表が行われる」とリポート。セルティックとの合意内容について「移籍金350万ポンド（約5億6000万円）、ボーナス80万ポンド（約1億3000万円）」と伝えている。
また同選手はアトランタ・ユナイテッドに、MLSのサラリーキャップ制度（年俸総額の上限制度）の範囲外である特別指定選手として加入するという。
ギアクマキスの去就については、『SDNA』が27日にセルティックがアトランタ・ユナイテッドからのレンタル移籍による獲得オファーを拒否したと報道。「ギアクマキスは浦和レッズ移籍に向かっている。彼はオランダの首都アムステルダムでのメディカルチェックを通過した」と伝えたことから、浦和レッズ移籍がほぼ確実とみられていた。
しかし移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は28日、「アトランタ・ユナイテッドは現在、ギアクマキスの浦和レッズ移籍をハイジャックしようとしている。470万ドル（約6億1000万円）によるオファーを提示。セルティックはこれを受け入れた」と投稿。
ベルギー1部アンデルレヒトにより獲得レース参戦も報じられたが、浦和レッズよりも好条件のオファーを提示したアトランタ・ユナイテッドが争奪戦を制した。
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