
かつて鹿島アントラーズに所属していたブラジル人FWセルジーニョ(27)は、2020年から中国1部・長春亜泰でプレー。しかし今冬の移籍期間でJリーグに復帰する可能性があるようだ。11日、ブラジルメディア『ランセ』が報じている。
セルジーニョは2018年7月、ブラジル1部サントスから鹿島アントラーズへ完全移籍。来日1年目でいきなりAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でゴールを量産するなど、ACL優勝に貢献。2019シーズンにはJ1リーグで2桁得点を挙げたが、シーズン終了後に長春亜泰へ完全移籍していた。
その長春亜泰でも主力選手として活躍すると、今季もここまでリーグ戦24試合中17試合の先発出場で5ゴール2アシストをマーク。ただ一方で長春亜泰は昨年に給与未払いの可能性が報じられたほか、今年1月には財政難を理由にACL東地区グループステージの参加を辞退している。
そんな中、セルジーニョの代理人は直近数日間でJリーグ複数クラブと交渉しているとのこと。『ランセ』は「長春亜泰には今後数日以内にオファーが届くとみられる」と、Jリーグ復帰への動きを伝える一方、関心を寄せているクラブ名については明らかにしていない。
なお長春亜泰にはセルジーニョの他にも、かつて横浜F・マリノスでプレーしていたブラジル人FWエリキ(28)も在籍している。
またエリキに関しては、ブラジル1部ボタフォゴFRがオファーを提示したものの、長春亜泰は来年12月まで契約が残っていることもあり移籍金300万ドル(約3億5000万円)を要求したと今年3月に伝えられている。
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