セルティックは、来年1月に明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスからU24日本代表FW前田大然(24)を獲得する可能性が取りざたされているが、U24韓国代表の一員として東京五輪男子サッカー競技に出場したFWソン・ミンギュ(22)の獲得に動いているかもしれない。30日、英紙『デイリー・レコード』が伝えている。
セルティックは今季リーグタイトル奪還にむけて、今年6月に当時横浜F・マリノスを率いていたポステコグルー監督を招へい。ヴィッセル神戸からは日本代表FW古橋亨梧(26)を獲得しており、同選手は今やチームに必要不可欠な存在になっている。
また、ポステコグルー監督が今冬の移籍ウィンドウでJリーガー獲得の可能性を示唆するコメントを残すと、先月には前田大然の獲得に近づいているとイギリス国内の複数メディアが報じていた。
しかし、『デイリー・レコード』はセルティックがKリーグ(韓国1部)の全北現代に所属するソン・ミンギュもリストアップしていると報道。同選手は東京五輪で2試合に出場すると、FIFAワールドカップカタール大会のアジア最終予選でも3試合に出場するなど、成長著しい有望株として注目を集めている。
また、ソン・ミンギュにはセルティック以外にもウディネーゼやスュペル・リグ(トルコ1部)の強豪フェネルバフチェも関心を寄せている模様。くわえて、移籍金は150万ポンド(約2億3000万円)になると予想されている。
なお、ポステコグルー監督は先月末のメディアインタビューで「補強をしなければならないことは明確だが、一度の移籍ウィンドウでメンバーを揃えることができなかった。セルティックを離れた重要な選手たちの名前を見ると特にそう思う」
「今は来年1月を見据えている。補強が必要なポジションはすでに把握している。1月に入る前にターゲットを特定して交渉を始めているので、前回のウィンドウよりも早く取引を成立させることができるだろう」とコメント。選手名こそ明かさなかったものの、獲得候補にリストアップしている選手との交渉を行っていることを明かしていた。
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