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川崎レアンドロ・ダミアンにシンガポール移籍の噂が!今季優勝クラブが興味と現地報道

レアンドロ・ダミアン 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレに所属する元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアン(32)は、来季以降の去就が不透明となっている。その中、移籍先候補にシンガポールが挙がっているようだ。30日、シンガポール紙『ザ・ストレーツ・タイムズ』が伝えている。

 ダミアンは川崎フロンターレとの契約が今季終了後に満了を迎える中、すでにクラブから契約延長の打診を受けている。しかし、本人は8月に母国メディアのインタビューを受けた際、川崎フロンターレとの現行契約を全うすることや来季以降の去就について決断を下していないことを明かしていた。

 また、同選手の代理人はブラジルメディアの取材で「我々は日本のクラブ(川崎フロンターレ)と契約延長合意にむけて動いている。様々なクラブから声を掛けられているし、彼は素晴らしい時間を過ごしている」とあくまでも川崎フロンターレの契約延長が基本線であることを明言している。

 ダミアンはUAEやメジャーリーグサッカー(MLS)の複数クラブからオファーが届く中、近日中にも自身の去就に関して決断を下すと、今月下旬にブラジルメディアが伝えていた。その中、『ザ・ストレーツ・タイムズ』の報道によると、今季のシンガポール・プレミアリーグ覇者であるライオン・シティ・セーラーズが同選手の獲得に興味を示している模様。

 セーラーズは中国スーパーリーグの上海申花足球倶楽部に所属する韓国代表FWキム・シンウク(33)の獲得が噂されているが、外国籍選手としてダミアンやKリーグ(韓国1部)の水原FCでプレーする南アフリカ代表FWラルス・フェルトワイク(30)もリストアップしているとのこと。セーラーズは現時点で外国人枠が2つ残っているが、そのうち1つはアジア枠としてキム・シンウクの獲得に向かう可能性があるという。

 なお、セーラーズは昨季に蔚山現代を率いてAFCチャンピオンズリーグを制したキム・ドフン監督を今年5月に招へい。アルビレックス新潟シンガポールとし烈な優勝争いを演じた末、2003シーズン以来となるリーグタイトル獲得を果たしている。