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「20ゴールとれる」と評価も…古橋亨梧の懸念材料を元選手指摘「スコットランドでは…」

古橋亨梧 写真提供: Gettyimages

 セルティックに所属する日本代表FW古橋亨梧(26)は、今季ここまですでに10ゴールをあげるなど結果を残している。その中、アイルランド出身の元選手であり、現在セルティックFCアメリカのオーナーを務めるブレンダン・キーズ氏が、同選手の懸念材料を挙げた。29日、イギリスメディア『90min』が伝えている。

 古橋亨梧は今夏に明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸からセルティックへ完全移籍。7月31日に行われた今季のスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)開幕節・ハーツ戦でデビューすると、8月8日開催の第2節・ダンディー・ユナイテッド戦でハットトリックを達成するなどゴールを量産。そして今月27日の第11節・ハイバーニアン戦でもゴールをマークし、得点数を2桁にのせている。

 そんな古橋亨梧は、現地のサポーターが絶大な支持を得ているほか、アンジェ・ポステコグルー監督から必要不可欠な戦力として信頼されている。ただ、現役時代にストライカーとしてアメリカ国内の複数クラブで活躍していたキーズ氏は、同選手が好調を維持できるかという質問に対して「彼がフィジカル面で優れた選手でないのは明らかだ」

 「スコットランドのフットボールでは蹴られたりすることが多いし、負傷離脱を繰り返す可能性を心配している。ただ、彼がこの調子を維持できれば、今シーズン20~25ゴールはとれるだろう」と同選手の怪我のリスクに言及している。

 なお、古橋亨梧は先月開催のFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選・中国戦で負傷すると、およそ3週間にわたって戦列を離れていた。セルティックが同選手に依存していると現地メディアが指摘する中、古橋亨梧本人としてはコンディション面に細心の注意を払っていることだろう。