ラ・リーガ レアル・マドリード

レアル、セルビア代表FWの売却を希望か。移籍金は獲得時の3分の1程度に

ルカ・ヨビッチ 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードが、同クラブに所属するセルビア代表FWルカ・ヨビッチの売却を希望しているようだ。スペイン『マルカ』が報じた。

 2019年夏にブレイクを果たしたフランクフルトから推定移籍金6000万ユーロ(約77億8000万円)でレアル・マドリードに加入したヨビッチ。だが、レアル・マドリード在籍の1年半で2ゴールの成績にとどまると、今年1月にシーズンローンでフランクフルトへ復帰。その新天地では加入直後こそ3試合で3ゴールを記録したが、最終的にブンデスリーガ18試合で4ゴールに終わっていた。

 そのヨビッチは今夏に復帰したレアル・マドリード残留を希望しているものの、獲得した際に支払った移籍金の3分の1である2000万ユーロ(約25億9000万円)での売却を期待している模様。エル・ブランコのトップチームには27人の選手がおり、2選手を放出しなければいけないため、EU圏外枠の関係でレンタル移籍が決定的になっている日本代表FW久保建英らとともにヨビッチを売却リストに含めているとのことだ。

 なお、ヨビッチにはベルギー代表FWロメル・ルカクの退団が取り沙汰されているインテルからの関心が浮上していると報じられている。9日にはシーズン前最後となるミランとのプレシーズンマッチが控えているが、ヨビッチは残留に向けたアピールをすることができるのだろうか。