バルセロナは昨年1月にエルネスト・バルベルデ監督を解任しているが、バルセロナのエリック・アビダル前SD(スポーツディレクター)は後任候補としてかつてミランやユベントスなどを率いていたマッシミリアーノ・アッレグリ氏をリストアップしていたことを明かした。22日、イギリス紙『テレグラフ』が報じている。
アッレグリ氏はサッスオーロやカリアリを率いた後、2010年夏にミランの指揮官に就任。2013/14シーズン途中まで率いて1度のリーグ優勝を果たした後、2014/15シーズンからユベントスを率いると5度のスクデット獲得に4度のコッパ・イタリア制覇、2度のUEFAチャンピオンズリーグ準優勝という成績を残し、2019年5月にユベントス指揮官を退任している。
アッレグリ氏の去就を巡っては、複数クラブが監督就任の打診を行ったと伝えられていたが、本人は先日のメディアインタビューにおいてコンタクトがあったのはレアル・マドリードのみであることを明かしていた。
その中、アビダル氏は昨季途中での監督交代について聞かれると「個人的なリストにはマウリシオ・ポチェッティーノ、マッシミリアーノ・アッレグリ、シャビ・エルナンデス、キケ・セティエンの名前が挙がっていた。結局セティエンを迎え入れることになったが、私が最も強く望んだのはポチェッティーノだった。」と語っている。
なお、ポチェッティーノ氏はトッテナム・ホットスパーの指揮官を2019年に解任となった後、今冬にトーマス・トゥヘルの後任としてパリ・サンジェルマンの監督に就任している。
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