サンフレッチェ広島はMFミハエル・ミキッチの来シーズンの契約を更新しないことを13日、公式ホームページで発表した。
2009年にサンフレッチェ広島に加入したミキッチは、4年で3度のJリーグチャンピオンに輝くクラブの黄金時代を支えた功労者である。しかし、契約期間の満了にともない、来シーズンの契約を更新せず、今シーズン限りでチームを離れることが発表された。
退団に際し、ミキッチはサンフレッチェ広島の公式ホームページにコメントを寄せた。
「私、ミハエル・ミキッチは2017シーズンをもちまして
サンフレッチェ広島を退団することを決断しました。
今回の決断に至るまでにさまざまな葛藤がありました。
その中で自分自身に問いかけた結果、まだ現役としてプレーできる自信があり、
自分を戦力として必要としてくれるチームがある限り、
そのチームのために全力で走り続けたいという気持ちが強くありました。
振り返れば、在籍した9年間はとても充実していました。
ペトロヴィッチ、森保監督という素晴らしい指導者の下、
才能豊かな選手達と共に魅力的なサッカーで3つのJ1タイトル、
2回のFIFAクラブW杯出場など、最高のキャリアを築けたことは忘れられない思い出です。
残念ながら、来シーズンは広島でプレーすることができなくなりました。
そして、現在のチーム状況でプレーでチームを助けることはできないかもしれません。
しかし、残り3試合、J1残留に向けて、自分にできることを全て捧げたいと思います。
最後の最後まで厳しい戦いになるとは思いますが、我々選手は全力で戦います。
皆さまの熱い声援をよろしくお願いします。
9年間、ありがとうございました」
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