バイエルン・ミュンヘンが3日、ニコ・コバチ監督との契約を双方の合意の下、解消したことを公式発表した。
後任にはアシスタントコーチのハンス=ディーター・フリック氏が暫定監督として就任。日本時間7日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4戦のオリンピアコス戦はフリック氏が指揮することになるようだ。
今回はそんなバイエルンの後任監督として浮上している5人の指揮官を紹介する。
マウリシオ・ポチェッティーノ
今季トッテナムで不調のポチェッティーノ監督。解任の噂も報じられており、バイエルンが招聘に動く可能性が報じられていた。
しかし、巨額の契約解除金が必要になるため、トッテナムがポチェッティーノ監督を解任した場合、この動きが加速すると予想されており、このタイミングでの就任の可能性は低いだろう。
ジョゼ・モウリーニョ
昨年、12月18日にマンチェスター・ユナイテッドの指揮官を解任されたモウリーニョ氏。現在もフリーの状態が続いているが、バイエルンの後任候補の1人として報じられている。
だが、モウリーニョ氏はアーセナルの幹部と会食したなどと報じられ、プレミア復帰の噂が浮上している。
しかし、これまでイタリア、イングランド、スペインでリーグタイトルを獲得してきたモウリーニョ氏が欧州4大リーグのタイトル制覇を目指し、ドイツへ挑戦を決断する可能性も十分にありそうだ。
マッシミリアーノ・アッレグリ
昨シーズン限りでユベントスの監督を退任したアッレグリ氏。マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督の後任候補として指揮官就任の報道も加熱していたが、ここにきてバイエルンの監督就任の可能性が浮上している。
英語の勉強をしているアッレグリ氏は、1年間休養するとも明言していたが果たして…。
ラルフ・ラングニック
昨シーズンでライプツィヒの指揮官を退任したラングニック氏。ブックメーカー『Betfair』のオッズでは1番人気に推されてる。
選手ともコミュニケーションが取りやすいドイツ人という点でほかの監督より、アドバンテージはありそうだ。
エリック・テン・ハーグ
現在、アヤックスの指揮官を務めるテン・ハーグ氏。2013年~2015年まではバイエルンのリザーブチームで指揮した経験もあり、公認候補として浮上している。
しかし、アヤックスとの契約は2022年6月まで残っており、ポチェッティーノ監督と同様に契約解除金が必要になる。
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