ラ・リーガ バルセロナ

マウコム狙うトッテナムとアーセナル、アイツ次第では優位な展開に…?

マウコム  写真提供:Getty Images

 今夏バルセロナのブラジル人FWマウコムの獲得を狙うトッテナム・ホットスパーとアーセナルに有利な展開が向く可能性があるようだ。1日、スペイン紙『アス』が報じている。

 以前から度々マウコムの獲得に興味を持っていると報じられているトッテナムとアーセナル。同選手は昨年夏に4100万ユーロ(約50億円)でボルドーからバルセロナに加入したものの、リーグ戦の先発出場はわずか6試合に留まり、思うような出場機会は得られておらず、移籍に関する多くの噂が報じられてきた。

 そんな中、同紙によるとバルセロナがマウコムを売却しなければならない状況になる可能性が浮上している。その可能性とは最近になって報じられ始めている“ネイマールのバルセロナ復帰説”。ネイマールがバルセロナに復帰することになれば、チームに帯同させることができるEU圏外の国籍所有者の限界である3人を超えてしまうことになるからだ。

 現在バルセロナのEU圏外の国籍の選手はチリ代表MFアルトゥール・ビダルとブラジル代表MFアルトゥール、そしてもう1人はブラジル人FWマウコム。すなわち、バルセロナがネイマールやEU圏外の選手を獲得する場合、チームへの貢献度に欠けるマウコムが売却の第一候補として浮上することになるのだ。

 マウコムの獲得にはプレミアの2クラブのほかにもボルシア・ドルトムントや中国からの関心も報じられていたが、果たしてマウコムの去就はどうなるのだろうか。