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PSG会長、FFP基準クリアに自信「皆さんにはもっとリラックスしていほしい」

パリ・サンジェルマンのオーナーであるナーセル・アル=ヘライフィー氏はPSGが、FFP(フィナンシャル・フェア・プレイ)を侵さないことに自信を持っているようだ。11日、イギリス『デイリー・テレグラフ』が報じた。

 PSGは今夏ブラジル代表FWネイマールを史上最高額の移籍金1億9800万ユーロ(約258億円)で獲得し、フランス代表FWキリアン・ムバッペを1億6500万ユーロ(約215億円)での買い取り義務付ローン移籍で獲得した。これによりUEFAが、FFPを侵していないか調査を始めています。

 しかし、アル=ヘライフィー氏は「私たちは利益を生み出すため、この6年間必死に働いてきた。そしてチケット収入やスポンサー収入、マーケティング、放映権収入などを通じて約9000万ユーロから約5億ユーロまで利益を増やしたんだ」と明かし、「FFPの基準を満たすまでの猶予は2018年6月20日まである。だから皆さんにはもう少しリラックスしてほしい。他のクラブからのプレッシャーがあるが、UEFAはそんな圧力には屈しないだろう。彼らはプロフェッショナルだからね」とFFPの基準クリアに自信を見せた。

 8日行われたリーグ1第5節メス戦では早速ネイマールとムバッペがゴールを決めた。移籍金合計約470億円の両選手は、今シーズン何ゴールを決めるのだろうか。