ブンデスリーガ プレミアリーグ

ミュラー、17年在籍したバイエルンの退団を考えた過去「2年前に考えたことはある」

 バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表FWトーマス・ミュラーは過去にマンチェスターユナイテッドへの移籍を考えていたようだ。11日、ドイツ紙『キッカー』が報じている。

 ミュラーは『キッカー』のインタビューに応じ、バイエルンからユナイテッドへ移籍する選択肢があったかと問われ「2年前に考えたことはあった」とコメントした。しかし、「だけどクラブはすぐに僕の支えとなって、チームの一員であると諭してくれたんだ。僕を必要不可欠な選手だと説得してくれた。移籍についてそれ以上考える必要は無かったね」とクラブからの熱い思いに移籍を考え直したことを明かしている。

 また、現在は移籍について考えているのかとの問いには「移籍はしないと思う。このクラブでとても快適に過ごしているよ。ここでキャリアを終えても良いと思っている。他のチームと違って、このクラブはローカルの選手が多く、素晴らしいメンタリティを持っているんだ」と移籍の考えは全くないことを明かした。

 ミュラーはバイエルンに下部組織時代から17年間在籍しており、公式戦400試合に出場、161ゴール、133アシストを記録している。チームの象徴とも言える選手の一層の活躍に期待が寄せられている。