
2026/27明治安田J1リーグは、従来の春秋制から秋春制への移行という歴史的な転換期を迎え、8月7日に新たな幕を開ける。新フォーマット下で展開される激しい優勝・残留争いには、監督がもたらす影響力が結果に大きく反映されるはずだ。
最もチームに影響をもたらしている監督は誰か。ここでは、今シーズンのJ1リーグ20クラブの監督のこれまでの功績やチームへの貢献度などを基に、良い影響を与えている監督TOP5を筆者の視点から紹介していく。

第5位:城福浩監督(東京ヴェルディ)
第5位には東京ヴェルディ(東京V)の城福浩監督がランクイン。同監督は持ち前の卓越したマネジメント力で、2009年に当時率いたFC東京をヤマザキナビスコカップ(現Jリーグヤマザキビスケットルヴァンカップ)初制覇に導いたほか、2012年にはヴァンフォーレ甲府を率いて24試合無敗のJ2新記録を樹立した。
2022年から率いている東京Vでは、限られた予算の中で選手を覚醒させ、チームを16年ぶりのJ1昇格へ導くなど、数々の実績を築いてきたJリーグ屈指の名将である。現有スカッドの戦力を最大化することに定評があり、2024シーズンも東京Vを昇格組ながら上位へと躍進させ、昨シーズンも苦しい戦いが続きながらも最終的にJ1残留を達成するなど、チームへの貢献度は計り知れない。
また、若手の育成力にも定評があり、近年では、MF綱島悠斗(ロイヤル・アントワープ)やDF谷口栄斗(川崎フロンターレ)、MF山田楓喜(FC東京)、FW染野唯月(東京V)など多くの若手選手のブレイクに貢献しており、今シーズン新たに覚醒する選手が誕生するのかにも期待が集まる。

第4位:曺貴裁監督(浦和レッズ)
第4位には今シーズンから浦和レッズの新監督に就任している曺貴裁監督だ。同監督は、徹底的なハードワークを基盤とした、アグレッシブな攻撃的フットボールスタイルが特徴であり、湘南ベルマーレの監督時代(2012-2019)には、チームを3度のJ1昇格と2度のJ2優勝へ導いた。2018年には、クラブ初となるYBCルヴァンカップ(現Jリーグヤマザキビスケットルヴァンカップ)優勝の快挙を達成しており、湘南の歴史を大きく変えた功績を持っている。
その後、2021年に京都サンガの監督に就任。同シーズンにチームを12年ぶりのJ1昇格へと導くと、2025年には、同監督がチームに植え付けた前線からのハイプレスやハイインテンシティが功を奏し、クラブ史上最高成績となる3位を記録し、その手腕を改めて証明している。
今シーズンから指揮を執る浦和でも、持ち味である戦い方をチームに落とし込み、J1を凌駕する存在になることができるのか。今シーズンの戦いぶりにも注目したい。
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