
横浜F・マリノス所属のコロンビア人DFジェイソン・キニョーネスには、以前から母国復帰の可能性が取りざたされているが、今もなお去就は不透明である模様。横浜FMと契約延長の可能性もあるという。
海外メディア『Pasión verde』は12日にコロンビア1部アトレティコ・ナシオナル移籍の可能性を報道。「1年間のレンタル移籍で、買い取りオプションが付帯する見込み」と契約内容の一部を報じていたが、横浜FMは放出に応じない姿勢を見せているという。
現地メディア『colombia.com』は14日、アトレティコ・ナシオナル移籍の可能性を特集。「アトレティコ・ナシオナルは新たなオファーの準備を進めている」「ここ数週間にわたる選手本人との交渉は良好な感触を得ている一方、横浜F・マリノスは放出に応じる考えを示しておらず、さらに新たな契約条件を提示して残留を目指している」とリポート。クラブ間交渉の行方や、横浜FMが用意している新契約の内容について、以下のように報じている。
「アトレティコ・ナシオナルによる最初の正式オファーは期待した反応を得られなかった。完全移籍で60万ドル(約9700万円)を提示したものの、その金額は横浜F・マリノスの要求額には大きく届かなかった」
「横浜F・マリノスはキニョネスの市場価値を120万ドル(約1億9500万円)と評価している。提示額との差が大きかったため交渉は進展せず、ナシオナルは新たな交渉方法を検討することになった」
「交渉が難航している理由は金額面だけではない。キニョーネスの契約は満了が近づいており、横浜F・マリノスは数か月後にフリーで退団する事態を避けるため、新たな契約プランを提示している。提示された契約内容は、新たに契約期間を1年延長するというものであり、年俸もアップする」
「選手本人もこの提案を前向きに受け止めているという。この状況はアトレティコ・ナシオナルも想定済みだった。クラブは交渉を断念することなく、新たな状況に対応するため戦略を修正することを決断した」
「アトレティコ・ナシオナルは、横浜F・マリノスが提示できる経済条件に匹敵する条件を提示することは事実上不可能だと理解している。そのため、関係者全員にとってより現実的な代替案の検討を開始した。キニョーネスが横浜F・マリノスと契約延長を結んだ後、100万ドル(約1億6200万円)の買い取りオプションが付いた1年レンタルでオファーを提示する」
「アトレティコ・ナシオナルとキニョーネスの話し合いでは、すでに個人合意に達しており、交渉内容に変化が生じた現在も、その合意は有効なままとされている。たとえ日本で契約延長を結び、より高額な収入を得られる状況になったとしても、キニョネスはアトレティコ・ナシオナルと事前に交わした話し合いを尊重する意向を維持している」
「アトレティコ・ナシオナルの提示額は横浜F・マリノスの水準には及ばないものの、コロンビア国内市場では十分に競争力のある内容となっている。さらにクラブ首脳陣は、選手自身が母国へ戻り、コロンビアリーグで新たなキャリアを歩みたいという意向を重要な要素と考えている」
すでに個人合意に達しているだけに、横浜FMと契約延長後にアトレティコ・ナシオナルへ期限付き移籍する可能性は十分考えられるところ。クラブ間交渉では、横浜FMが120万ドルに満たない提示額に対して、どう対応するかがポイントになりそうだ。
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