日本代表・海外組 海外日本人選手

久保建英が輝くW杯となるのか?「期待されていたほどの高みに到達したとは…」

久保建英 写真:アフロスポーツ

 10歳で日本を離れてスペインへ渡り、バルセロナの育成組織でプレーした経験を持つ日本代表のFW久保建英。現在はラ・リーガのレアル・ソシエダに所属する同選手が、2大会連続となるFIFAワールドカップ(W杯)へ臨もうとしている。

 UKメディア『ESPN』は「このW杯は久保が日本代表で輝く大会となるのだろうか?」と題した記事を掲載した。同メディアは久保について、バルセロナとレアル・マドリードという欧州屈指のビッグクラブに所属した経歴を持ちながらも、「期待されていたほどの高みに到達したとは言い切れないかもしれない」と伝えている。

 久保は24歳、ソシエダでは今2025/26シーズンにはコパ・デル・レイ優勝も経験した。前回の2022年カタールW杯では、ドイツ代表戦で先発出場したもののハーフタイムで交代。その後、日本代表は2ゴールを奪い2-1で逆転勝利を収めた。コスタリカ代表戦では出場機会がなく、スペイン代表戦でも前半終了時に負傷交代となった。さらに、インフルエンザによりクロアチア代表とのラウンド16も欠場し、日本代表はPK戦の末に敗退した。

 それから3年半が経過した現在、久保にはさらに大きな期待が寄せられていると同メディアは指摘。日本代表の森保一監督が採用する3-4-2-1では、久保はリーグ・アンのモナコに所属する日本代表FW南野拓実と並ぶ2列目の主力として起用されてきた。

 日本代表はW杯アジア予選16試合で54ゴールを記録し、失点はわずか3。久保自身も4ゴール8アシストを記録し、チーム最多となる12得点関与をマークした。

 さらに、南野とプレミアリーグのブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンに所属する日本代表FW三笘薫のW杯欠場により、久保が担う役割はこれまで以上に大きくなっている。

 同メディアは、久保を「日本代表で最も天賦の才能に恵まれた選手」と評価。前回大会は本人にとって満足のいくものではなかったとしながらも、経験を積んだ久保が今大会で真価を発揮する可能性に注目している。