
ファジアーノ岡山出身であるNECナイメヘン所属MF佐野航大は、オランダ1部リーグで結果を残したものの、FIFAワールドカップ北中米大会の日本代表メンバーから落選。一部で今夏残留の可能性も報じられているが、ブンデスリーガ移籍に向かっている模様。関係者と選手本人の乖離が明らかになっている。
オランダ紙『gelderlander』は5月20日、佐野の去就をめぐり「関係者がブンデスリーガへの移籍に向かっていると明言した」と報じた。ナイメヘンがUEFAチャンピオンズリーグ予選出場権を獲得した直後の報道であり、すでにブンデスリーガの複数クラブがオファー提示に向けての準備を進めているだけに、現地でブンデスリーガ移籍が既定路線との見方は広まっている。
しかし本人は、今季リーグ最終戦直後に「現時点で正式なオファーは届いていない」と明言している。オランダメディア『Soccernews.nl』が伝えたコメントでは、「移籍は常に実現が難しいもの。噂はいくつか耳に入っているが、実際にはまだそこまで進んでいない」と語っており、周囲の「既定路線」という認識との温度差は歴然だ。
関係者の「移籍へ向かっている」という断言と、選手本人の「何も知らない」という証言。どちらが正確な現状を反映しているのか。移籍市場における情報管理の不透明さが改めて浮き彫りになった格好だ。
現時点で移籍先のクラブは明らかになっていないが、水面下で交渉が進んでいるものとみられる。
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