
西尾隆矢(RB大宮アルディージャ)
今冬、C大阪から他クラブへ移籍した選手の中にもユース出身者はいる。パリ五輪日本代表として大舞台を経験したDF西尾隆矢だ。2020年にトップチームへ昇格すると、翌2021年には31試合2ゴールを記録し主力に定着。続く2022年も24試合に出場し、順調なキャリアのスタートを切った。
2023年は9試合の出場にとどまったが、2024年には再び出場機会を増やし、第29節ガンバ大阪との“大阪ダービー”では、ゴールも記録。攻守両面でチームの完封勝利に貢献した。昨季も25試合に出場していただけに、今冬の移籍を受け入れ難く思うファンやサポーターも少なくないだろう。
新天地の大宮アルディージャでは、開幕から12試合すべてにスタメンフル出場。新シーズンはJ1返り咲きを狙うチームの中で、着々と自身の存在感を高めている。24歳と伸びしろの大きい年齢であることも含め、今後は海外挑戦も狙える選手として引き続き注目度は高い。
谷本駿介(カターレ富山)
現在はカターレ富山で活躍するMF谷本駿介も、C大阪の下部組織で育った選手の1人だ。C大阪U-18を経て2019年に関西福祉大学へ進学し、2023年に愛媛FCでJリーグデビューを果たしている。
愛媛では加入初年度からスタメンに定着し、31試合で2ゴール3アシストを記録。ルーキーながら結果を残し、J3ベストイレブンにも選出される活躍でチームのJ2昇格を支えた。続く2024年もチーム内での序列は高く、30試合で3ゴール4アシストを記録。前年を上回る成績で存在感を放った。
今季、カターレ富山へ移籍すると、新天地でもその評価は変わらず、ここまで12試合すべてに出場して2ゴールを挙げるなど、早くも中心選手の1人となりつつある。リーグ2位の敵陣パス数が示す通り、前線でボールに関与する頻度が高く、チャンスを創出している。
C大阪でのリーグ戦出場経験こそないものの、紛れもなくクラブの下部組織が生んだ逸材だ。J3やJ2で着実に実績を積み上げているだけに、近い将来J1の舞台に立つ可能性も十分にあるだろう。
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