Jリーグ ガンバ大阪

ジェバリのゴール取消以外にも…G大阪対名古屋、主審の姿が波紋

ガンバ大阪 写真:アフロスポーツ

 明治安田J1百年構想リーグ第2節のガンバ大阪対名古屋グランパスが、2月15日に開催。PK戦にもつれ込む熱戦となったが、FWイッサム・ジェバリ(G大阪)のゴールがFW南野遥海(G大阪)のファウル判定により取り消されたことが話題を呼んでいるほか、主審の様子も波紋を広げている。

 この一戦では前半27分、右サイドから持ち上がったFW山下諒也がジェバリを横パスを供給。ジェバリはトラップ後、冷静に左足でゴールマウスに流し込んだ。しかし、直後にVAR(ビデオアシスタントレフェリー)が介入。OFR(オンフィールドレビュー)の結果、ジェバリがシュートを打つ際、南野がDF原輝綺(名古屋)をブロックしたプレーがファウルと判断され、ゴールは取り消された。

 このジャッジを巡り、様々な意見が湧き起こっているが、それ以外にも試合通じての主審の様子も議論の対象に。主審は青色のシャツに黒のパンツを着用。G大阪の選手は青黒のホームユニフォーム姿で試合に臨んでいただけに、両者を区別しづらいと感じたファン・サポーターも多くいるようだ。

 Jリーグは株式会社ユニクロと「明治安田Jリーグ百年構想リーグ オフィシャルエクイップメントパートナー」契約を結んでいるが、その一環としてユニクロはレフェリーウェアを提供している。

 今回の一戦は、判定そのものだけでなく、審判運用のあり方や試合環境の整備という構造的課題を浮き彫りにした試合であった。VARによって判定の正確性は担保される一方で、介入基準の不透明さが残れば議論は収束しない。

 また、主審のウェア問題も含め、競技の公正性は細部の設計によって支えられていることを改めて示した事例である。リーグ全体として判定基準の説明責任と運営面の最適化を進めることが、競技価値の向上とファンの信頼確保に直結する課題であると言える。